水出し緑茶の魅力。まろやかな風味と爽やかな口当たり、低カフェインで夏に最適
こんにちは！
梅ヶ島温泉 湯の華 若女将のさゆりです。
当館で実施している「しず茶」キャンペーンの冷茶無料サービス、ご好評をいただいております。
今回は、夏にぴったりの水出し緑茶の魅力についてまとめました。
静岡茶をより一層楽しめる、お茶の淹れかたです。ぜひご家庭でも試してみてください♪
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まろやかな風味を楽しむ：水出し緑茶の特徴とは？
水出し緑茶は、茶葉を水から抽出してつくります。
冷水でゆっくりと抽出されることで、茶葉の渋みや苦みが抑えられ、代わりにまろやかな風味が引き出されます。
通常の熱湯を使った抽出方法とは異なり、水出し緑茶は茶葉の優れた香りや甘みをより一層楽しむことができるのです。
緑茶が渋くて苦手、という方や小さなお子様にもおすすめです。
夏のさわやかな味わい：水出し緑茶の爽やかな口当たり
水出し緑茶は、特有のさっぱりとした口当たりがあります。
特に夏の暑い日には、さわやかな飲み物として、ご家庭で用意してみるのも良いですね。
このさっぱりとした口当たりは、低い温度で抽出することによって生まれます。
お茶に含まれる苦み成分である「カフェイン」や、渋み成分であるカテキンの一種の「エピガロカテキンガレート（EGCG）」は、お湯の温度が高いと溶けやすい性質があり、お湯で抽出するとこれらの成分が多く溶け出します。
一方、低い水温の水でじっくり抽出することで、カフェインやEGCGの抽出量が抑えられるため、緑茶の苦み・渋みも抑えられることになります。
冷たい水出し緑茶は、暑い季節にリフレッシュしたいときに最適な選択肢です。
比較的低カフェインで、緑茶の健康成分はそのまま入っている
水出し緑茶は、茶葉を冷水で浸すことにより、カフェインの抽出がお湯抽出に比べて少ないというメリットがあります。
そのため、カフェインを気にする人や就寝前に飲みたい人にとって、水出し緑茶は良い選択肢となります。
カフェインは刺激物であり、過剰摂取すると眠りを妨げたり、神経を興奮させる可能性があります。
カフェインに敏感な人や小さなお子さんにとって、水出し緑茶は美味しく飲める健康的な選択肢となるのです。
水出しをすることでカフェインは少なくなる一方で、甘み・うまみ成分である「アミノ酸」や、比較的穏やかな苦味を感じさせるカテキンの一種である「エピガロカテキン（EGC）」は、低温の水にも溶け出しやすい特徴があり、お湯で淹れた場合とほぼ同じように抽出されます。
EGCは、呼吸器や粘膜免疫系の働きをよくして免疫力向上に役立ってくれることが確認されています。
お茶に含まれるアミノ酸の一種であるテアニンは、ストレスを解消したり睡眠の質を良くする効果があると言われています。
低カフェインで、緑茶の健康効果は享受できる。水出し緑茶はいいとこどりの飲み方と言えるでしょう。
おいしい水出し緑茶をつくる、ちょっとしたコツ
水出し緑茶をおいしくつくるポイント、
それは、冷やした水や氷水で淹れること。
より甘みと旨みが引き立ちます！
私のおすすめは、氷水でじっくり一晩かけて水出しをします。
茶葉に含まれる苦み成分は高い温度で溶け出しやすく、甘みの成分は低温でも出てくるので、冷たい温度で抽出することで、とろりと甘い冷茶ができあがります。
使用する茶葉や水、抽出時間によって味わいは異なってきます。
お好みの組み合わせを見つけてみてください♪
【お茶の豆知識】
茶葉←この読み方
「ちゃば」と読む方が多いのですが、お茶業界では「ちゃよう」が正解だそうです。
と言っても、「ちゃよう」で漢字変換できないのですが(^^;
通っぽくお茶を語るときは「ちゃよう」って言ってみましょう(^-^)
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