カテゴリー:日常/雑記
このたびの能登半島地震により被害を受けられました皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と、皆さまのご健康を心からお祈り申し上げます。
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梅ヶ島温泉 湯の華 若女将のさゆりです。
松の内も明け、普段の生活に戻った方も多いことでしょう。
ありがたいことに、湯の華では年末年始に毎日ご予約がありまして、
この週明けにホッと一息ついております。
久々のブログ、何を書こうかな?と考えて、新年ですし若女将個人的な抱負を述べたいと思います。
1.無理をしない
2.自他共栄
3.All for you. It’s my pleasure
上記3つが今年の目標です。
今年の、というかここ数年心がけていることです。
私自身のスローガンであり、若女将として湯の華を運営するにあたり指針でもあります。
無理をしない
第一に身体を大事にすること。
家族経営の当館は、大女将・夫・私の3人のチームで動いています。
一人でも欠けたら今のサービスは成り立ちません。
また、感染症にかかってしまったら休館せざるを得なくなり、お客様にご迷惑をお掛けしてしまいます。
お客様に満足していただける宿泊サービスを提供するために、自分の身体を大切にしたいと思います。
小さな子ども2人育てつつ、ダブルワークは普通にハードです。
「寝れるときに寝る!」を合言葉に、今年も無理しないことを頑張ります(笑)
そうそう。ゆったり行程の旅行に出掛ければ、家事や仕事とも距離を置けますね。
今年も年に数回は旅行に行きたいなぁ~~。
普段お忙しい皆様、一緒に「無理しないこと」を頑張りましょう!
自他共栄
この言葉は、講道館柔道の創始者 嘉納治五郎師範の教えです。
私は、高校時代に英語塾でこの言葉と意味を教えてもらいました。
改めて解説を読むと、実践が大変難しい内容です。
社会を成し、団体生活を営んでいる以上、その団体・社会を組織している各成員が、その他の成員と相互に融和協調して、共に生き栄えることほど大切なるはあるまい。各成員がことごとく相互に融和協調しておれば、おのれのはたらきがおのれ自身の益となるのみならず、他をもまた同時に利し、共々幸福を得るは明らかであり、他の活動がその人自身のためばかりでなく、おのれを始めその他の一般の繁栄を増すはもちろんのことである。
かような次第で、その融和協調の大原則は、つまり自他共栄ということに帰する。
引用:自他共栄 | 講道館
私は、ここでいう団体・社会を梅ヶ島という地域と解釈しています。
千年以上にわたって認知されてきた「梅ヶ島温泉」というブランド、
しいたけやわさび、アマゴといった、当館に卸してくれる地元の食材、
高級旅館~気軽な民宿まで、特色のある梅ヶ島温泉郷の旅館や宿。
梅ヶ島で生業を持つ、すべての方々がプライドを持って商売をなさっています。
湯の華も、その一員として恥じないように営業を続けるべきであり
地域の特産品を宿に取り入れたり、梅ヶ島の魅力をブログ等で発信することで他の宿の利用者にも役に立ち、自他共栄につながるのではないかと考えます。
All for you. It’s my pleasure
あなたのためにできること、それが私の喜びです
これは、静岡で毎年開催されている大道芸ワールドカップのボランティア憲章です。
私は学生時代、大道芸ワールドカップで毎年ボランティアとして参加していました。
最近気づいたのですが、私は湯の華のお客様に喜んでいただくことが何より嬉しいのです。
「どんなサービスがあれば喜んでもらえるかな?」
「子連れや愛犬家にとって嬉しい宿とは?」
そんなことを考えて、改善をしていくことが楽しい時間です。
大きなホテルとは違った、小さな宿ならではの魅力が湯の華にはあります。
小さな改善を積み重ねて、できるだけ手作りで、温かみのある宿であり続けたいと思っています。
新年だからと新しいことは特にありませんが、引き続き当館をよろしくお願いいたします。
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梅ヶ島温泉 湯の華
TEL:054-269-2253
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