こんにちは！
梅ヶ島温泉　湯の華　若女将のさゆりです。

旧暦でひなまつり

梅ヶ島地域では旧暦の4月3日にひなまつりをおこないます。
理由ははっきりと分かりませんが、3月だとまだ寒いので、春めく4月に祝うのがちょうど良さそうですね。

本来は7段飾りですが、今年は「男雛（おびな）」と「女雛（めびな）」だけ玄関に飾ることにしました。
4月上旬～中旬くらいまで、お雛様がみなさまをお出迎えいたします。

男の子のひな人形「天神飾り」

静岡県中部（志太榛原地区～静岡市）では、男の子のひな人形として「天神様人形」を贈る習慣があります。
学問の神様・農耕の神様として有名な天神様。
藤原道真公のように素敵な男子になって欲しいという願いが込められています。

また、茶どころである当地域は端午の節句（5月5日）はお茶農家さんにとって繁忙期。
仕事で忙しい時期になるので、比較的落ち着いている3月や4月に子どものお祝いを行う風習もあります。

被布と陣羽織でお祝いを

赤色は生命力の象徴として魔除になると信じられていたため、昔から初節句にも赤い被布を着せてお祝いをするという習慣がありました。
ロビーに被布と陣羽織を置いておきますので、ひなまつりの雰囲気を楽しんでください♪

娘4歳（107センチ）でギリギリです。

1歳の息子。今年初節句を迎えます。

被布と陣羽織の衣装は3歳~4歳くらいまでのお子さんでお楽しみください♪
雛人形や天神様と一緒に記念撮影もいかがですか？

湯の華の滞在の中で、日本の文化・静岡の風習もご体験いただけたら嬉しいです。

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