メガネをかけて温泉に入っても良いの？マナー的にはOK、物理的には物による

2024年11月8日

カテゴリー：温泉

こんにちは！
梅ヶ島温泉　湯の華　若女将のさゆりです。
私は目が悪いのでメガネが手放せません。
裸眼視力0.03以下なので、ぼんやりと物があるのが分かる程度です。

そのため初めて行く場所では、洗い場の場所も分からなかったり、複数浴槽のある施設では迷ってしまうことも。
眼鏡が無いと転倒リスクも高まるので、裸眼で温泉に行くのが怖い方もいらっしゃるかと思います。
一方で「メガネをかけて温泉に入っても良いの？」と疑問を持つ方もいるかもしれません。
本記事では、温泉利用する際のメガネ・コンタクトレンズの取り扱いについてご紹介します。

メガネをかけて温泉に入っても良いの？
コンタクトをつけて温泉に入るのは大丈夫？
まとめ

メガネをかけて温泉に入っても良いの？

温泉のマナーとして、スマホは持ち込みNGですが、メガネはOKです！
安全の為に眼鏡を掛けて温泉に入ることはマナー的に問題ありませんが、
メガネの素材によっては注意が必要です。

メガネには金属部品が使われていることがあり、温泉の成分と反応してサビや変色が起きる可能性があります。
硫黄泉では、金属が黒ずんでしまうため、アクセサリー同様持ち込まない方が良いです。
また、温泉の熱でレンズやフレームが変形したり、クラックが入ったり割れたりすることもあるため、素材によっては注意が必要です。

ご自身のメガネが温泉での使用について注意事項がないか、確認されることをおすすめします。
「温泉・サウナ専用」メガネも販売されているので、温泉での使用が心配な方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに私は、普通のメガネをかけて温泉に入ります。
洗い場に乾いたタオルを持ち込み、浴槽に入るときはそのタオルの上にメガネを置き、濡れない場所に置いておきます。
浴槽から上がったら、タオルでレンズを拭いてからかけます。
曇るからといって温泉のお湯をメガネにかけると、腐食の原因になるので避けています。

コンタクトをつけて温泉に入るのは大丈夫？

コンタクトも、使用時に注意が必要です。
基本的には、コンタクトをつけたまま温泉に入るのは避けましょう。
温泉の成分が原因で、コンタクトが変形したり雑菌が繁殖する可能性があるからです。

また、コンタクトが湿気を吸収して目に貼りつきやすくなったり、シャンプーや石鹸が目に入ることで角膜を傷つける恐れもあります。

目の健康を考えると、温泉に持ち込むのはコンタクトレンズよりメガネの方がおすすめです。
もしコンタクトをつけたまま温泉に入ってしまった場合は、入浴後すぐに新しいレンズに交換することをおすすめします。
交換が難しい場合は、早めに消毒をすることで汚染リスクを軽減できますが、可能ならコンタクトレンズを使用しない方が安全です。