湯の華ブログ

若女将が、最近の出来事や猫の様子、梅ヶ島の観光情報、宿周辺の景色などをご紹介するブログです。

2022年9月8日

カテゴリー:温泉

妊娠中の温泉旅行はOK?A.入浴自体は問題ないが、妊娠中期がおすすめ

妊娠中の温泉旅行はOK?A.入浴自体は問題ないが、妊娠中期(5か月~7か月)がおすすめ

こんにちは!
梅ヶ島温泉 湯の華 若女将のさゆりです。
梅ヶ島に嫁いで3年。2歳の娘がおり、現在第二子妊娠中です。

最初に妊娠したとき、

妊娠中に温泉に入っても大丈夫かな?

と、心配になったことを覚えています。
というのも、自宅が温泉宿ということで、普段のお風呂=温泉(贅沢……!)
消毒された水道水のお風呂と違って、自然の温泉に入って感染の恐れはないかと不安を抱いていました。
しかし、医学的な論文で、“妊娠中に温泉に入っても感染の心配はない”と断言されていたので、安心して温泉に入っています。
ちなみに、硫黄泉やラジウム泉などは妊娠中の入浴を避けた方が良いと書いているウェブサイトもありますが、つわりでにおいがNGでないなら身体に害は無いそうです。

 

温泉に入浴することが、外陰・腟および子宮の感染の原因になることはない

温泉に入浴することが、外陰・腟および子宮の感染を助長するとは言われておりませんし、それを否定する国内の学会報告もありますので、温泉浴そのものが感染の原因になることはないと考えられます
引用:妊婦と温泉|日産婦医会報(平成22年2月号)|医療対策委員会委員・日本温泉気候物理医学会認定温泉療法医 岩永 成晃

上記は、温泉の聖地・別府で産婦人科医をされている先生の論文からの引用です。

結論から言ってしまうと、妊婦が入浴に温泉を利用することは、何ら問題ない

とも言い切っています。
たしかに、このあたりの宿の女将さんたちにもお子さんがいらっしゃいますが、みなさん普通に温泉に入っていたので大丈夫ですよね。

実際、過去に温泉法で禁忌症としてあげられていた「妊娠中(とくに初期と末期)」の記載は、明確なエビデンス(根拠)がなかったため、2014年改定の際に削除されています。
もし年配者などから「妊娠中の温泉はNGですよ」と聞いていたら古い情報ですので、ご注意ください。

上記のように、妊娠中も温泉に入っても問題はないですが、温泉旅行となると話は別。
自宅でお風呂代わりに温泉に入るのとは事情が違うわけです。
旅行中のトラブルに対して、理解と対策が必要です。
安全に楽しむためのポイントを押さえて、しっかりと計画を練って、楽しい想い出としてください。

妊娠中の温泉旅行はOK?

 

妊娠中に旅行に行く際の注意点

妊娠中の旅行(マタ旅)を計画されている方もいらっしゃるかと思います。
特にはじめての妊娠だと、「出産したら子育てに追われてゆっくりできなくなるし、最後に大人だけで旅行に行きたい」と考える方も多いでしょう。
温泉旅行に限らず、妊娠中に旅行する際の注意点を3点お伝えします。

 

1.旅行に行くなら安定期となる16週以降がおすすめ

いわゆる妊娠初期は流産する可能性が高い時期です。
その原因は染色体異常によるものがほとんどで、お母さんの行動次第で防げるものではありません。
とはいえ、もし旅先で流産や出血があったら……
医療機関にかかるのが遅れたり、かかりつけ医ではない見知らぬ病院に入院することになったり、というケースもあり得ます。
もしもの際の想定をして、妊娠初期の行動範囲は自宅の近場に留めておきましょう。

また、つわりの間は体調が優れなかったり、においや食べ物に敏感な時期です。
宿でのお料理や温泉を十分に楽しめないことも考えられます。
せっかくの旅行を楽しむためにも、安定期(5か月以降)になっての旅行をおすすめします。

 

2.緊急時の医療機関の確認

安定期を迎えても油断は禁物。妊娠中はいつでも急な破水や出血のリスクがあります。
また、お腹の張りや痛みがあることも。
万が一の時に慌てないよう、滞在先から最寄りの産婦人科や救急センターを確認しておきましょう。

湯の華から最寄りの医療機関
静岡市内の産婦人科
静岡市の夜間・休日救急
※どの病院も、当館から車で1時間以上かかるのでご注意ください

 

3.予定を詰め込みすぎず、無理しない

せっかくの旅行だから「あれもこれも」やりたいことがたくさんあるのは分かります。
妊娠中はいつもと違うと自覚して、欲張りすぎず、休み休み行動して、リラックスできる旅にしましょう。
複数人で旅行する場合、妊婦さんのペースに合わせたゆったりプランにしましょう。

 

妊婦さんに気を付けてほしい、温泉に入る際のポイント

一般的な安全な温泉入浴法については、別の記事で説明するとして、特に妊婦さんに気を付けてほしい、温泉に入る際の注意点です。

 

転倒に注意する

温泉成分で浴槽や洗い場が滑りやすくなっている可能性があります。
ゆったり過ごしてもらえるように、照明を暗くしている施設もあり、足元に注意が必要です。
おなかのふくらみが大きくなるとバランスを崩しやすいので、普段以上に慎重に行動してください。

 

熱い湯・長湯は避ける

これは温泉だけでなく、家庭のお風呂でも言えることです。
42℃以上の熱いお湯は、赤ちゃんに悪影響を及ぼしたり、お母さん自身の血圧が急上昇する危険性があるため避けましょう。
サウナや水風呂も、血圧が急変動するため身体に負担がかかります。

また、妊娠中は血流量が増えるため、普通の人よりものぼせやすいことに注意してください。
38~40℃の適温のお湯でも入浴は10分以内がおすすめです。

 

なるべく一人で入らない

一人で倒れてしまうと、誰も気が付かず緊急時の対応が遅れることがあります。
何かあった場合に対応できる人と一緒に入浴をしましょう。
夫婦で入れる貸切風呂や家族風呂などがある温泉がおすすめです。

 

最後に

温泉に入ることでリラックス効果、腰痛改善、冷え性改善などメリットもたくさんあります。
また、出産前に夫婦水入らずの楽しい思い出をつくることは、家族の絆を深め、これからの子育てにプラスになることでしょう。

妊娠中の温泉旅行へ行くことのリスクを事前に把握し、楽しい旅行としてください。
もし体調に不安を感じたら、旅行を中止する決断も。
妊婦さんの体調を最優先に、温泉旅行が素敵な思い出になりますように!

当館には家族風呂として利用できる貸切温泉があります(^_^)

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