タトゥーや入れ墨があると温泉に入れない?湯の華は貸切風呂なので入浴できます!
こんにちは!
梅ヶ島温泉 湯の華 若女将のさゆりです。
先日お伝えしたように、私は海外の方と絵ハガキのやりとりをしています。
そこで知り合ったドイツの友人からこんなメッセージが届きました。
I’m afraid that I cannot go to a hot spring in Japan, because I have small tattoos.
“私にはタトゥーがあるので、残念ながら日本の温泉に入れない”
こう教えてくれた友人は、日本に興味があり来日のプランを立てている20代女性です。
うちの温泉宿、湯の華のことをお伝えしたら、「タトゥーがあるから温泉には入れない」と言われてしまいました。
海外でも、「日本の温泉はタトゥー入れ墨NG」だと認知されているようです。
彼女に限らず、海外の方は気軽にタトゥーを入れますよね。
私がアメリカに滞在していた時は、腕に飼っているネコちゃんのタトゥーを入れている方もいましたし、
オーストラリアでは背中一面に“ロードオブザリング”の登場人物を背負っている方にも出会いました。
日本と海外では、タトゥーに対する価値観に違いがあるようです。
タトゥーや入れ墨はなぜ日本の銭湯や温泉で問題になるの?
なぜ、日本ではタトゥー・入れ墨があると温泉・銭湯に入れないのでしょうか?
一番の理由は「反社会的イメージにより、周りの人に威圧感を与えてしまう」からです。
一般の方に気持ちよく、入浴を楽しんでいただきたいので、タトゥー・入れ墨NGの施設が多いのです。
暴力団では、組織の忠誠を誓うために入れ墨を入れる習慣があるそうです。
そのため日本では、入れ墨⇒暴力団・怖い という印象を持っている方が多いんです。
日本ではこのイメージが定着しているため、入れ墨を見ると怖いと思う方がいらっしゃいます。
素肌が見える銭湯や温泉で、入れ墨のある方が利用していると、周囲の人が不安を抱く可能性が高くなります。
そのため、一般のお客様の安全と安心を考慮して、現在も多くの銭湯や温泉施設が入れ墨・タトゥーのある方の入場規制を行っていると考えられます。
しかし最近は日本でもファッションでタトゥーを入れる方もいらっしゃいます。
また、日本の入れ墨文化とは関係ない、海外の方の温泉・銭湯利用も増えました。
そのため、タトゥー・入れ墨=暴力団 の図式は崩れてきているのです。
「ファッションタトゥーもダメなの?」「部族の伝統で入れ墨を入れている場合は?」
ここ数年、温泉入浴にまつわるタトゥー・入れ墨問題が何度も議論にあがっています。
一部の入れ墨のある方だけ入浴を許可すると、それはそれでトラブルになる可能性もあります。
ファッションのタトゥーと、暴力団関係者かを線引きするのは施設側では難しいため
一律NGとしている施設が多いようです。
日本の宿泊施設では入れ墨の方の入浴は可能?
入れ墨の関する入浴可否について、2015年に観光庁が行った調査があります。
【入れ墨(タトゥー)がある方に対する入浴可否のアンケート結果】
・入れ墨のある方の入浴をお断りしている 55.9%
・条件付きで許可 12.9%
・無条件で許可 30.6%
観光庁|入れ墨(タトゥー)がある方に対する入浴可否のアンケート結果について
宿泊施設の半数以上が入れ墨・タトゥーNGなんですね。
条件付きとは、“ラッシュガードや絆創膏などでタトゥーを隠せばOK”などです。
条件なしで入れ墨がある方の入浴可能の宿は、全体の3割しかないんです。
湯の華は入れ墨・タトゥーがあっても温泉入浴可能です!
当宿、梅ヶ島温泉 湯の華では入れ墨・タトゥーがある方でも温泉入浴が可能です。
理由は「貸切のため、周りに影響がないから」です。
先述のように、入れ墨のある方をお断りする理由が「周りの方への配慮」によるもの。
一緒に入浴する方がいなければ関係ないですね。
以上の理由により、湯の華では入れ墨・タトゥーのある方も入浴ができます。
ドイツの友人にもしっかりお伝えしておきましたよ♪
Even if you have a tattoo, You can take a hot spring bath in Yunohana!
“タトゥーがあっても、湯の華の温泉には入れますよ”
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梅ヶ島温泉 湯の華
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