カテゴリー：温泉
温泉旅行と生理がかぶりそう。ピルで生理日をずらすという選択。
こんにちは！
温泉ソムリエマスターのさゆりです。
本稿は、湯の華ブログで人気のこちらの記事の補足ブログです。
温泉旅行を計画する際に女性が気になるデリケートな問題。
温泉旅行と生理がかぶったらどうしよう？
私個人の見解として、生理中に温泉（大浴場）に入るのは、
公衆衛生上の問題からご遠慮いただくことをおすすめしております。
個人差がありますが、月に1回、1週間程度くること考えると、
ざっくり計算で4分の1の確率で旅行と生理がかぶる可能性があります。
なかなかにリスキー。
生理と温泉旅行がかぶりそうな場合の解決策。
結論から言うと、ピルで生理日をずらすことをおすすめします。
「生理中でも温泉を楽しむ方法」をご紹介することも検討したのですが
やっぱり一番は、生理日をずらす事だな、と考えるに至りました。
どうしても生理中に温泉に入りたい？
「温泉 生理」で検索すると、月経カップやタンポンを使って温泉に入ることを紹介している記事を多く目にします。
普段からそれらの生理用品を使っている方にとっては、簡単かもしれませんが、
月経カップやタンポンの使用率は1割以下。
9割以上の方が通常、下着につけるタイプのナプキンを使用しているというアンケート結果があります。
参考：近い将来ナプキンがいらなくなる!?最近の生理用品事情 – OZmall
温泉入浴のために慣れない挿入型の生理用品を使用しても、正しく装着できず
・経血が漏れ出てくるリスク
・炎症するリスク
があります。
公衆浴場の場合、脱衣の際にも気を遣うので、マナーとしてもおすすめできません。
個人的には生理になったら温泉入浴を控えるのがベストだと思っています。
生理中、どうしても温泉に入りたいなら「足湯」にとどめておきましょう。
月経移動ピルや低用量ピルの服用で生理かぶりを回避
温泉旅行の為にピルを服用する
と聞いて「また、ハードルの高いことを……」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ピルは避妊のためだけではなく、
生理痛の痛み改善のために服用している女性もいれば、
生理を安定させるために服用している女性もいるなど、その用途は避妊に限りません。
正しい知識で服用すれば、ピルで生理を早めることもできれば遅らせるなど月経移動も可能です。
旅行の1か月前くらいからクリニックに相談して処方してもらうことができます。
あまりにも直前すぎると、移動が難しいのでご注意ください。
受診についてはお近くの婦人科や、ピル外来のあるクリニックを調べてみてください。
費用は自費診療で5000円前後。
気になる副作用ですが、通常の生理同様の症状がみられたり、胃痛や倦怠感などがあらわれる女性もいます。
しかし、大きな後遺症が残るものや、治療が必要になる症状等の副作用は確認されていません。
ピルは決して体に悪いものではありません。
ホルモンをコントロールするものなので、大きな副作用の心配はないと考えてよいでしょう。
参考：月経移動について（低用量ピル・中用量ピルを用いて生理を早める＆遅らせる方法） ｜ 吉祥寺まいにちクリニック
スペシャルな温泉旅行の際のご検討に。
ここまで書いておいてですが、当館は「気軽に何度も来れる宿」を自負しておりますので、
ピルでコントロールしてまで来て欲しいと思ってはおりません。
「今回は生理で温泉入れなかったけれど、次回は温泉も楽しみにしてるね」
とまた遊びに来ていただきたいなぁと思っています。
食事やお部屋でゆったりなど、温泉以外の楽しみ方もありますので(*^-^*)
ピル処方料金もかかりますし、人によっては副作用もあるので、
今回提案したピルで生理日をずらす作戦は
・めったに行けない高級温泉宿
・なかなか予約が取れない宿
・新婚旅行や特別な旅行
上記のような特別なシチュエーションで、ぜひご検討いただければと思います。
生理は人になかなか相談できない、女性ならではの悩み。
採用するしないの判断は別にして「ピルを服用するのも1つの方法だよ！」と知っていただけましたら幸いです。
それではみなさま、良い旅を！
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梅ヶ島温泉 湯の華 -ゆのはな-
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